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【動画で回顧】Never Give Up ! …東京優駿

馬券も取れて、トータルプラスで、何よりもノリさんがダービージョッキーになってよかったよー。

'09 東京優駿 / ロジユニヴァース

ハロンタイム
12.8 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 12.2 - 12.4 - 13.2 - 13.8 - 14.7 - 13.2 - 12.9 - 13.6

最速の上がりでもナカヤマフェスタの39.0ですから、いかにひどい馬場だったか分かるというもの。

第6レースから東京競馬場は物凄い雨。あっという間に馬場は不良に、ただでさえ先行馬場だった芝コースはより極端な先行馬場に。この時点でアンライバルドの2冠達成はかなり困難な状況だなぁと思うと同時に、代わりに皐月賞で惨敗した残りの2強に勝利の目が出てきた、という風に感じていました。

パドックではリーチザクラウンが妙に落ち着いていたのが印象的で、レース本番での折り合いに一抹の不安を感じつつも本命へ。対するロジユニヴァースはどこか覇気に欠ける印象でした。ただ、号令がかかってノリさんがまたがった後はキリッとした表情になったので、ある程度はやれるかなーという気にはなりました。というわけで、本線のリーチ-セイウン馬券とは別にロジ-リーチの馬連もちょろっとだけ購入。考えてみればこの2頭で37倍とかつき過ぎですよね。

レースはジョーカプチーノが引っ張る展開、ではなく、実質的にはリーチが主導権を握る形。豊にしてみれば理想的な流れになったわけで、この時点でリーチは上位にくるな、と思ってみていました。ロジユニヴァースはその直後、ゴールデンチケット、アントニオバローズ、マッハヴェロシティが続くのは大体予想通り。アンライバルドは中団から。岩田騎手としてはもう少し前へ、という気持ちもあったようですが、枠順的にもこの位置は仕方がないところがあると思います。

けやきを過ぎたところでジョーカプチーノはアラアラで、替わってリーチザクラウンが先頭に。この時点でもアンライバルドは未だ後方で、今日の馬場を考えればジ・エンド。優勝争いはリーチ、ロジ、アントニオにゴールデンチケットの4頭に絞り込まれた形になりましたが、内からロジユニヴァースが突き抜けてゴールに向けて邁進。200を超えたところでゴールデンチケットが脱落し、リーチとアントニオが激しい2着争いを繰り広げますが、最後は3強の意地でリーチが凌ぎきってゴール。そしてロジユニヴァースはその4馬身前で掲示板を駆け抜けていました。

ロジユニヴァースについては、雨が味方した部分は正直大きいと思います。ただ、やっぱり皐月賞のときにガレていた馬体が戻っていたこと、そして馬の気持ちが切れていなかったことは見逃してはいけないのかなと。この点については本当に厩舎スタッフの努力の賜物でしょう。皐月賞の大敗で心が折れなかった馬も偉いですが、スタッフも本当に偉いと思います。これから秋に向けて、ということになるでしょうが、極端な高速馬場は向かなそうではありますね。ただこれだけタフな馬場でもタレないのだから、菊ではとてもじゃないけど軽視できる馬ではないでしょう。長距離得意のノリさん鞍上というのも強みだと思います。

それにしてもノリさんの馬上での一礼は本当にいいシーンだなぁと。本人もいっているように、皐月の惨敗、中間での調子等から、確固たる自信を持って乗ることは出来なかったのだと思います。あの礼はそれでも信じ続けたファンに対する感謝と尊敬の気持ちからなんだろうなぁと思います。それと、もしかすると19年前、ひたすらに目白ライアンのことを「一番強い」と言い続けていた自分の姿もすこーし思い出していたのかなー、なんていうのは僕の勝手な想像です。あれから20年だもんなぁ。

2着のリーチザクラウンも、前走の大敗からよく立て直したな、という結果。パドックではかなり落ち着いて歩いていたし、馬場入りも一頭だけ先に入れ、スタート直後も内の馬に合わせないように合わせないように乗って、と本当に出来ることはすべてやったからこそのこの結果だと思います。ただそれだけにこの4馬身という結果は結構きついものがあるなーと。淀の3000で折り合えるか、という不安も完全に拭い去れたわけではありませんし、3強の中ではなんだかんだで一番きつい立場にあるんじゃないのかなーと思います。ただ皐月からダービーの間でこれだけ成長できるのだから、夏を経て馬が更に成長する可能性も十分あるでしょう。この馬についてはとにかく秋の初戦でどういう競馬が出来るか、ですね。

アントニオバローズはリーチを追い詰めての3着。プリンシパルではケイアイライジンの末脚に屈しましたが、本番の舞台で「フジキセキ、ジャングルポケット級」といい続けた角田騎手の言葉が正しかったことを証明して見せました。馬場さえよければもっと際どい勝負になっていたはずですよ。こちらもこの馬場で最後まで踏ん張ったようにスタミナがあることを証明して見せました。シンザン記念での勝ちがあるように、スピード競馬にも対応可能で、菊花賞では、父マンハッタンカフェとの親子制覇も十分考えられると思います。

4着はナカヤマフェスタ。皐月賞では先行馬で唯一粘り、今回は追い込み馬で唯一突っ込んできたわけで、ポテンシャルの高さはもう十分証明して見せたといっていいでしょう。あとは乗り方一つで十分逆転可能と見ますが、エビショー、どうにかならんもんかね。

5着のアプレザンレーヴはじりじりとは伸びていましたが、今日の馬場では流石にどうしようもないか。ただマッハヴェロシティ、トップカミングには先着していますし、力は出し切ったと思います。この馬の場合は未完成の部分もあるでしょうし、シンボリクリスエス産駒は成長力もあるでしょうから、秋以降に期待、という感じですかね。

アンライバルド、トライアンフマーチ、セイウンワンダーといった差し馬は全く出番なし。これはもう、馬場のせいとしかいいようがないと思います。今日の結果では東京コースがどうとか、距離が云々とかは言えないですよ。秋にまた再検討、ですね。アンライバルドなんかは明らかに京都向きだと思いますし。

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