【動画で回顧】そこにいた王者…スプリンターズS
混戦だとか言われていましたが、結局はG1ホースで決まったと。
'09スプリンターズS / ローレルゲレイロ
ハロンタイム
11.9 - 10.2 - 10.8 - 11.2 - 11.5 - 11.9
流れとしてはサイレントウィットネスのときに似てますね。そしてあの時と同じように上位から下位までは大混戦に。
ローレルゲレイロは陣営が仕上げてきたことが第一。そして第二はアルティマトゥーレが競りかけなかったこと。これによって道中楽に逃げることができたわけで、体調さえ戻っていればスリープレス以外には負けることはない、ということなんでしょう。最後ビービーに詰め寄られましたが凌ぎきって春夏スプリント連覇。格の違いを見せ付けました。
ビービーガルダンは直線入り口では絶好の手ごたえ。道中もストレスを溜めることなく好位から進められたし、こりゃ楽勝だな、と思っていましたが、そこから差が詰まらなかったですねぇ。こちらも完璧な競馬をしたと思うだけに、実力に差があるということなのかもしれません。そのほんの少しの差が大きいんですけども。
カノヤザクラは実は去年と同じような展開になっているんですよね。上がりのタイムも一緒。それでも届いたのは去年より早かったからか、展開に差があったからか。まぁローレルがいいペースでひっぱったので、それに助けられた部分はありましたか。でも体調今ひとつといわれつつもこの結果なんだからやっぱり力はありますね。
アルティマトゥーレに関してはお行儀がよすぎたとしか。これが外枠ならそれでいいんですが、内枠では包まれる危険性があるわけで、松岡騎手にはもう少し攻めの姿勢が必要だったんじゃないのかな、と思います。結局直線ではその消極性をノリさんをつけこまれるように、外から被せられてしまいました。こういう甘いところがあるようではG1では厳しいよな、と思ってしまいます。
シーニックブラストに関しては、不利が全てでしょうし、あれで走る気をなくした部分が大きいでしょう。でも今日の展開では来ても3着までだったでしょう。やっぱりこのレースを差して勝つのは簡単じゃないってことですね。
それにしても、1着から15着がコンマ6秒差ですからね。展開一つで大きく着順が変わっていたレースだったと思います。ただ上位二頭はやっぱり抜けて強いかな、とも。というか、
カノヤザクラ…1.07.7
ソルジャーズソング…1.07.9
出遅れなかったら3着あったんじゃねーの?勝ったときに限ってやらかすんだから、本当ウチパクと相性悪いわぁ…。
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