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【動画で回顧】イメージという名の呪縛…エリザベス女王杯

数年に一回あるんですよね、重賞でこういう競馬が。というか日経新春杯でも見なかったか?こういう光景。

'09エリザベス女王杯 / クィーンスプマンテ

ハロンタイム
12.5 - 11.3 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.9

レース前に一番迷っていたのは、逃げる二頭に何が鈴をつけに行くか、ということ。それだけ最後は甘くなるだろうけども、逃がしっぱなしにはいかないわけで、行くとしたら人気を背負っている責任からアマポかカワカミ辺りかなぁと思っていたのですが。

結果=誰も行かなかった。

途中でペースは緩めていないけれども、2F目はすっと先頭に立てた分ゆったりいってるし、道中だって12.2か12.3でいってるんだから決して早いわけじゃない。
京都大賞典ではなんだかんだでオウケンと1.0秒差だったわけだし、今日の馬体だって絶好でした。それでいてこのペースで行かせてくれるんだから、そりゃ残るわなと。週末の雨の影響もちょっとはあったかもしれないですしね。

んで、結局なんだったのよってことなんですが、結局ブエナビスタにおびえるあまり、普段だったら出来るはずの「前を捕まえにいく競馬」が出来なかったってことなんでしょう。ハナから前2頭をなめきっていたってことなんでしょうけども。後続馬の結果を見れば分かりますが、どのジョッキーも直線ヨーイドンの競馬をしてますよね。おそらく、前の二頭はいないもので、先頭はリトルアマポーラという気持ちで乗っていたんでしょう。
アンカツ=ブエナだけは1番人気の責任があったからか、途中で今回のレースはそういう競馬ではないと気づいて上がっていきました。それでも3コーナーまではアマポやカワカミを相手と思っていたんでしょうけども。でも結局前半のんびりしてしまった分最後届かなかった。結局レースの性質を見誤ってしまっているんですよね。

おそらく今回の競馬を見て多くの人が思い出したのが、イングランディーレ@天皇賞でしょう。あの時も、イングランディーレだけが長距離戦を戦っていて、他の馬は全部が途中まで直線だけの競馬をしていました。あのときは、ゼンノロブロイ、リンカーン、ネオユニヴァースという有力馬が中団からの差し馬で、それらが牽制し合っているうちに、あれよあれよ、という結果でしたが、今回は各ジョッキーがブエナビスタを恐れるあまり、鈴をつけにいくことすら出来ませんでした。唯一動いたのがそのブエナビスタだったのは当然のことだったわけです。

今回のタイムは2:13.6。馬場のことを考えたって、人気上位馬はこれより早いタイムで走れる馬ばかりでしょう。それでも一頭の馬を恐れるあまりこういう結果になってしまうんですよね。これに関してはジョッキーがどうということではなく(反省はしてほしいと思いますけど)、馬場アナのいうように「これが競馬」ということなんでしょう。

というわけで、今回は各馬の回顧もクソもない、という感じで。ただ馬券的にはいったいったのこの馬券は買っておかなきゃだめだよなぁ。これで10万馬券っていうんだから、遊びでも買っておかないとなぁ。ただ、直線に入ったときにスタンド全体が「アーッ!」ってなったのは面白かったです。久々にああいう光景を見れたので、負けた分は十分楽しめたかな。

最後にゴール板を過ぎたあとの田中騎手は本当にいい顔をしていたと思います。馬の力を引き出すことだけを考えて、最後まで懸命に馬を追った、ということが伝わってくる表情でした。でも、それこそがジョッキーのなすべき唯一のことなんですよね。やるべきことをやった人馬が勝ったのは、むしろ当然のことだったのかもしれません。

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